トルコの人々が名付けた土地「ギョレメ、見てはならないもの」







06:45イスタンブール着。
飛行機乗って一度目の食事の後ぐらいから、モニターに写される現地時間の方を見ていて
頭の中はトルコ時間へ切り替え済。
しっかり睡眠も取ったので、すでに私の体内時計は現地時間。



トルコは出入国カードの記入の必要が、2007年現在は必要なし。
入国審査で、私たちの前の人(日本人ではなさそう)はちょっと時間掛かっていたけれども、
日本人の団体になってからは、早い早い(⌒_⌒;
無事入国。



国際線から国内線の乗り場が遠い〜(o´Д`)=з 疲れた・・・
延々とスーツケースをガラゴロ転がしながら、国内線乗り場へ。
添乗員F嬢の説明と注意事項を聞き、搭乗まで時間があるので一旦解散。
空港内は狭いので、伸びるアイスを探しつつ一周するも大したものもなく、散策終了。

どうせ飛行機内で軽食出るだろうからと、何も買わず椅子に座って、
時間までぼーーーーーとしたり、持って来ていた「ハリポタ」読んだり、
ガイドブック見たり。



ここで旅行中、同行のガイドJ氏合流。
Q イスタンブールから、首都カイセリまで1時間30分。
私は、ずっとイスタンブールがトルコの首都だと思ってました(_ _|||)



カッパドキアまではバス。
旅行客10名、プラス添乗員F嬢、プラスガイド氏。
なのに大型の観光バス。
二人掛けを1人で使っても、まだ空席です。
さすが天下のJ○B。



バスが進むにつれて、奇岩群が現われてきます。
岩ですよ。
岩!

憧れのカッパドキア〜!



ええ私、飛んでイスタンブールよりも、このカッパドキアに来たかったのです。
トロイも捨てがたかったけど、今回のツアーにはトロイは含まれず…
8日間コースならトロイも含まれてたんだけど、そんなに休みは取れません(/_;)



何故にわたくしがカッパドキアに来たかったかと言いますと、
ものすごーくミーハー的理由なのですが…(⌒_⌒;

昔々に「メトロポリタンジャーニー」という、
日テレでしている「ニッポン旅×旅ショー」のような感じの番組があったんです。
プランナーが提案したプランを自身が実際に旅行して、その様子をプレゼンテーションし、
関心のある旅行プランをゲストとパネリストが選び、視聴者に人気のあったプランの旅行を
プレゼントするんです。



『米米CLUB』の石井さんが、「メトロポリタンジャーニー」に出演した事があり、
石井さんの提案したのが、カッパドキア。
あの奇岩群に憧れて〜云々で旅行したんです。
当時米米ファンだった私には、それ以来トルコ=カッパドキア

まさか将来、自分が行けるなんて思ってなかったので、きのこ岩を見ても
「世の中には、自然がけったいな岩を作るモノなんだ」
ぐらいの感想しかなかったのです。
どちらかというと、「テッペイちゃんの憧れていた場所」
のイメージが強くて…(⌒_⌒;



カッパドキアの名前の由来。
特産のサラブレッドに因み、美しい馬を意味する「カパドクンヤ」から。
ギョレメとは、トルコ語で「見てはならない」
何を見てはならないの?


イスラム教徒であるトルコ人にとって、キリスト教は異教徒。
なので、見てはならないのでした〜。_〆(.. )メモメモ





日本出てトルコに着いて、そのまま観光に突入。
3本のきのこ岩「スリーシスターズ」
きのこのかさ部分はわざと人間が乗せたのではなく、自然に出来たもの。
けれど、「スリーシスターズ」ってなんで女性名なんだろう?


きのこ岩に驚いた後は、洞窟レストランで昼食。
トルコ料理は、世界三大料理の一つらしいのです。

どのガイドブックにも書いてます。
書いてあるんですが…
全体的に、大いにうす味?
スープには、塩やら胡椒を少しずつ入れてみて、自分好みに味の調整。



パンは美味しかった♪
メインは「鱒」
デザートは、甘いもの苦手な私は一口食べて悶絶したカステラのようなお菓子。
凶悪に甘かった
ここのトイレ、鍵が掛からない…(⌒_⌒;
うーん。
友人Kさんに戸の前に立っててもらいました。



みんながデザート食べてないので、ガイド氏がもう一品、
スイカをデザートとしてお店の人に頼んでくれました。
ガイド氏が岡山に留学していた事が発覚。
途中で、妙に岡山弁ぽい喋りが入るなぁ、と思っていたのですよ。
まさかとは思っていたのですが…



ガイド氏から翌日の早朝、気球に乗ってカッパドキアを上から見ないかと
声を掛けられました。
周遊時間は1時間で、200ドル。
高いよ…。
でも時間で割ると、びっくりするほど高くはないのだけど…

何時出発かこの時には言わなかったけど、迎えの車がホテルまで来て、
軽食が出る、と聞いた時点で恐ろしく早いことはなんとなく分かりました。
興味はあるけど、200ドルかぁ(;-_-) =3 フゥ
結局、値段で私たちはパス。
参加者は2組、4名でした。
この人たちのモーニングコール、4時台でしたよ…





見渡す限り、奇岩〜


奇岩の家
ちゃんと人が住んでいます。


チャイをご馳走になりました
他にドラえもんもアリ


ご飯の後は、岩の家に住むトルコ人家庭でチャイを頂きました。
土が落ちてくるから、1日に掃除を4回もしなきゃいけないそうです。
床も土を削っているから、水平ではないのですよ。
その上に絨毯を敷いてました。

この岩の家に住む家族は、こうして観光客が来たらおもてなしをする代わりに、
家賃を免除されているとの事でした。
見せていただいたのは居間だけでしたが、他にもお風呂もちゃんとあるそうです。
岩の家の風呂ってどんなの?



部屋に飾っているキョロちゃんやドラえもんの人形は、以前に来た日本人からのプレゼント。
こんな風に、トルコ人の家庭でチャイを御馳走になる行程が短期間でトルコを廻るコースに入るのは 珍しいことだと、添乗員F嬢が言ってました。
長いコースでもあまりないそうなんです。
なんか得した気分。
ガイドJ氏によると、観光で一番に人が来るのは写真や映像よりも口コミなので、
このトルコ人家庭の訪問が気に入れば、帰ってから自分の国の人に伝えて欲しい、
と言ってました。



帰りがけ玄関の片隅に、この家のお母さんが手作りしたアクセサリーを 売ってたのです。
トルコ着いたばかりで相場も分からず、 買わなかったのですが、結構しっかりした作りだったので
後から、買えばよかった…と後悔。
外国では、迷ったら購入!
この常識を忘れていた(ToT)




カメラを向けると、更に伸ばしてくれた→






最近日本でも話題の伸びるトルコアイスが美味しいのは、
やはりイスタンブール だそうです。
でもカッパドキアにも美味しいお店が小数ながらあって、ガイド氏に
「食べたいですか?」と 尋ねられ、当然ながら全員頷きました。
気になるお味の方は…

味よりも、パフォーマンス重視?

決して不味くはないのです。
不味くないけど、美味しい!って程でもない…
折角なので、伸びるアイス(トルコ名ドンドゥルマ)とカッパドキアをコラボしてみました。










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