ベトナム旅行記 2005/12/31

今日は朝からメコン川クルーズの日。
なので朝食を早めに。

朝食はホテルのバイキング。
バイキングの種類が豊富。
パンも何種類あるの?ってくらい。


ベトナムはフランス領だった名残で、パンが美味しいそうなのです。
でも私には果物を使ったパンは甘すぎ。
プレーンタイプのパンは美味しかったです。
勿論、フォーも食べましたよ。

メコンツアーは、昨日と同じウェンディツアー。
42ドルです。
英語で説明してくれる、シンカフェやキムカフェという
7ドル前後のツアー会社もあるんですが、
そこまで英語に自信がないので、高いけど日本語観光に。
父親と娘の親子、夫婦1組、4人連れのファミリーに私たち。

メコンデルタまでフォーチミンから約1時間半。
途中で川をいくつも渡りますが、日本のように透明な川はどこもない…
ガイドさんの説明では、ベトナムの川はどこも汚いそうです。
ホテルで使う水も、当然川の水ですよねぇ…
考えちゃいけないわ(^^ゞ

ミトーに着くと、クルーズ船に乗ってタイソン島へ。
途中でストロー差したココナッツが出て来ました。
人数分足りないと、船員さんが近くの船を呼びとめて
いくつか分けてもらっていました。

友達は「思ったほど、美味しくはない」と言いましたが、私は好きな味。
でも大量には飲めませんね。

タイソン島ではココナッツ・キャンディ工場と蜂蜜園を見学。
蜂蜜園では、蜂蜜茶?やドライフルーツなどの試食が出てきて、友達と
「きっとお茶飲み終わったら、このテーブルの上にみやげ物をダー!と
広げるパターンだよね」なんて冗談言ってたら、本当に広げて来ました(^^ゞ、

果汁園でフルーツをご馳走に。
龍眼、パイン、モンキーバナナ、パパイヤ、サボシエ、スイカ。
サボシエは、色も柿の色。
固いかと思って、取るときにフォークでグッサリと刺したら、
拍子抜けするくらい、柔らかい…

果汁園の中を通って、手漕ぎボートで小さな支流をジャングルクルージング。
観光客一杯で、ボート乗り場は渋滞状態(^^ゞ
友達と喋っていて、川の水が万が一口に入ったらやばい?
と写真撮るのと、景色を眺める事に専念。





ミトーに戻り、昼食。
像の耳ほど大きいという意味の「エレファント・イヤーフィッシュ」
もちを大きなボールのように揚げた「ライスボール」が私たちの目的ブツ。
わざわざツアー会社に「お昼はこの2つ出ます?」と確認しましたもの。

エレファント・イヤーフィッシュの味は、白身の魚。
あっさりしてます。
きゅうりとスターフルーツと一緒に、ライスペーパーに巻いて、
ニョクマム付けて食べましたが、塩だけでも中々の味でした。

後は焼いたえびに、揚げ春巻き、雑炊というかリゾットみたいなものに
デザートとしてフルーツ。
数年前、シンカフェに参加した友人の昼食はワンプレートランチで、
魚はテーブル一緒になった人とシェアしたと言ってました。





ビール2ドル。
コーラ1ドル。
昨日の「フースアン」より確実に高いのは、観光地価格なんでしょうね。
同じグループだった男性陣は高い!と言いながらも、ビールをぐいぐい。     

物売りがすごい。
マイクロバスが止まるたびに、売りつけにきます。



最後はピンチャン寺に。
住職が線香を持ってきてくれて、拝んでいる間、鐘を鳴らしてくれてました。  
以前、元旦に香港のお寺に行った時
「香港の神様に日本人がお参りしても願いを聴いてくれますかね」
と聞いたところ
「神様だから、全人類の言葉が分るから大丈夫よ」と言われました。

ベトナムの仏像は派手です。
電飾を後光代わりに光らせています。
ピンチャン寺に限っては、写真撮ってもいいんですよ。

ガイドさんの話を聞いていると、アメリカは敵!って感情が
端々に出て居ます。
三十数年前はまだ戦争していた国なんですよね。
ガイドさんの外見年齢だと、両親はちょうど戦争体験者ぽいです。
ベトナム人は、アメリカが撤退したとは考えてません。
みんな、ベトナム戦争はアメリカに勝ったと言います。
アメリカ寄りの日本人を、心の中ではどう思って居るのでしょう?

私たちが泊まったホテルの前にはサイゴン川が流れていますが
川べりには大砲が並んでしいました。
戦争で使われたものだったのでしょうか…?


ホーチミンへ戻って、アオザイを着て写真を撮ってくれる変身写真館へ。
オアザイ作る気は全くないのですが、着てはみたかったので。
ヘア・メイク込みで、アオザイ3着の写真10枚分で35ドル。
そこそこ濃いメイクでしたが、終わった後そのまま着てきた服で外を歩いても
違和感はない濃さ。

ただねー、普段意識して笑わないのに、スタジオ内でカメラ構えられて
「笑って」と言われても無理。
しかも助手がポーズを付けるのですが、不自然なポーズだから苦しい…
案の定、出来上がった写真の笑顔は引きつっていた。
お店の人の
「もうちょっと痩せてたらねえ…」に凹み〜

ベトナム人は胸がない代わりにお尻の肉もなく、小柄なので
アオザイが似合うのですよ。

時折街でアオザイ着た日本人にすれ違いますが、違和感がありまくり。
着物って日本人の体型をカバーしてくれる物だと、つくづく思いました。

帰るには早い時間だったので、そのままブラブラと。
あのバイクの中を自力で渡りましたよ。
信号の数が少ないので、どこをどう渡るの〜って感じでした。
初めて自力で反対側へ渡りきった瞬間、歓声上げてしまいました。

最初はクラクション鳴らされる度に、ビクビクしてましたが
慣れって恐ろしい。
最後は何とも思わなくなりました。

夕食は軽く食べたかったので、PHO24へ。
全部24万ドンだったから、もしかしてお店の名前も値段から?

ベトナムはお絞り使ったらお金取られると聞いていたから
持参のウェットテッシュを使用。
友達にも注意していたのに、彼女はおしぼり使っちゃったよ。

さすがに鳥は止めて、牛肉のフォーを注文。
香草などは別容器に入って出て来ました。
私は香草平気なので、全部入れて食べました。

友達と「熱い〜」を連発してたら、お店の人が笑いながら
扇風機を強にしてくれました。
そんな意味で言ってたんじゃないのよ(^^ゞ
温かい蓮茶が最後に出て来ました。

ベトナムではチェックは、各テーブルでします。
それはレストランだけではなく、こういうお店でも一緒。
清算時にレシートを見ると、私もお絞り使った値段になってる!
微々たる金額だけど、それはそれ。
抗議して金額書き替えてもらいました。
帰りは徒歩でホテルまで。

後ろからバイクの音がするたびに、バッグを握り締めました。
疑ってごめんね。
でも、あれだけ注意されたら疑い深くもなるよ。

ホテルへ戻って、フルーツ買うの忘れてた事に気が付きました。
めったに私は甘いものを食べないのですが、疲れていたのか
高額ドンを小さくしたかったのもあり、ロビーでケーキを物色。

夜だったから、チョコミントとプリンしか残ってなくって、
チョコは抵抗あったので、プリンの方を購入。
2.8ドル。

甘くなく、日本の下手な店のプリンより美味しかったです。
パンが美味しいから、ケーキ類も美味しいのですかね?
プリンに付いていたチョコは不味かった…



ホテルではNew Year Eve Partyが催されていましたが、就寝を取りました。
レジェンドホテルは窓が薄いのか、表の物音がよく聞こえる〜
Countdownの騒ぎが、私たち9階でしたけど、ものすごく聞こえてきました。

ベトナムは地震がない国だから、建築法もいい加減で
震度3で全ての建物が崩壊してしまうそうです。
日本じゃ、ものすごい騒ぎになっているのに…




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