ベトナム旅行記 2005/12/30

12月30日
関空8時30分集合のため、いつも早朝集合になっている時にはお世話になる
泉佐野のホテルへ前泊。
関空から離れているけど、駅や関空までの無料送迎有り。
ホテル周辺にもコンビニや、夕食が食べれるお店があるので便利。

8時15分空港着。
出国ラッシュはピークを過ぎたといいながらも、すごい人。
私たちが乗る飛行機はVNですが、JAL共同運航のため、
他のJAL便利用者と一緒になってしまい、ここも長蛇の列。
空港職員が急遽、ベトナム出発者に臨時のカウンターを設置するほど。
ところが、私たちが並んだ列は一組のベトナム人らしき親子で
止まってしまい進まない…

何?
何?
職員が「NO」のジェスチャーを盛んにしてる…

親子が終わり、どうにか列が進み始めると、後ろの方のオヤジが
「遅い!」と文句を言い出した。
空港の人が悪いんじゃないのに、そんなにイライラするなら
もっと早く来ればいいのに。
搭乗券を引き換えるだけなら、3時間前から出来るんだから。
と思いつつ、口には出せなかった小心なワタシ…

友達が空港でコートを預けたりしたために、ドルへの両替は時間切れ。
(ベトナム通貨のドンは、日本から両替できないのです)
朝ご飯を食べる時間すらありませんでした。

滞在中のレート。
1ドル=約114円前後。
1ベトナムドン=0.007円くらい…?

飛行機の離陸時間が10分早くに。
遅れる経験はよくあるけど、早くなるなんて始めて…
ベトナム航空機、座席狭!
シートが後ろに倒れない。
音楽も聞けない。

しかも、客室乗務員が無愛想すぎる〜
お茶お願いすると「あぁん!」って思いっきり面倒くさそげ…
自分で落としたペットボトルの蓋はそのままだし。

去年乗ったシンガポール航空は素晴らしかった。
なにしろ、世界での上位ランキングをほぼ独占してる航空会社ですから
全てにおいて完璧でした。

機内で書く入国カードが初体験の形式で、もうどうしよう。
旅行会社から記入例のある冊子を貰えるけど、今回はなくって
友達と乏しい英語力で「これ、英会話で習ってたよね…」
「これだけ意味分る単語だけど、きっとこういう意味になるんだよね」
と穴空きながらも解読。

どうしても分らない箇所は、IMMIGRATIONの時に
日本人に聞こう、という事に。
なんて他力本願なんでしょう。

後は音楽もなくも、映画もしていないので、機内食を食べたら
ひたすら寝ていました。
機内食でも、私パンがない!
別に美味しいパンじゃないけど、意地でも貰いましたよ。

チョコの飾りの付いたケーキがあり、私は食べてなかったんですが、
友達の「このチョコが激マズ!」の言葉に、「ベトナムチョコは不味い」と
有名だった事を思い出し、かじってみると、本当に不味かった…
日本発なのに、何故すでに不味い?

飛行機の中は寒いかと思えば暖かくなったりと、不思議な温度設定。
すでに飛行機の中での温度差+乾燥に、体調がおかしくなりそうです。
寒いと、半そでの上に厚手のパーカー着てて、毛布巻いてても寒い!
私はコートは預けず機内に持ち込んでいたから、それ着てしまいましたよ。


定刻にベトナム空港着。
時差は2時間。
客室乗務員は何人かは、無表情に立ってるだけ。
日本なら挨拶してくれるよね〜と友達と話してしまいました。
IMMIGRATIONは混む、と聞いていましたがすんなり入国。
日本人はスルスルと通してくれます。

割合、日本人には甘いので、密入国には日本人パスポートが人気だと
以前に着付け教室で一緒に習っていた人に聞いたこと有ります。
パスポート、3月から新しいのに切り替わりますね。

入国カードは他の日本人に聞いて、とりあえず書きました(^_^;)
表に出ると、暑い!
ホテルまで我慢できずに、さっさとパーカー脱いで半そでに。



街中はバイク、バイク、バイク。
バイクだらけ。
そのバイクの中をスタスタ歩いて渡る現地の人(^^ゞ
みんなクラクション、鳴らしまくり。

私たちの泊まったホテルは、街の中心から徒歩10分ほど離れた
レジェンドホテル・サイゴン
建てられたばかりの綺麗なホテルでした。

買い物目的なら、中心に近いホテルの方が廻りにお店も有り
便利なんでしょうが、チェックアウトが一番遅いホテルだったので。
中心地へのシャトルバスもありましたし、タクシーが安い。
少し割り高ですが、ホテル御用達の安心なタクシーで初乗り大体15000ドン。

ホテルで頑張って英語でコンシェルジュに「マンダリン」という
どのガイドブックにも載っている有名店への予約をしてもらいました。
予約日が当日ではなく、1/1だったので、中々伝わらなくて…
(お願いしにいった時間が、予約の日の時間と同じだったのが
悪かったみたいで、当日の予約と勘違いされました)
片言も片言、超片言の英語で、最後には紙に予約日書いてしまいましたよ。

部屋で荷物をごそごそしていたら、日本で申し込んでいたホーチミンの
夜の街歩きツアーの時間に。
去年アユタヤを見に行った時に申し込んだツアー会社(ウェンディツアー)
の対応がとても良かったので、同じ会社のベトナム支店にお願いしたのです。

ロビーで待っていると、現地の人に「時計、それだと盗られる。危ないよ」
と注意されました。
私、パピィのを借りたので、ぶかぶかのまま、腕に引っ掛けていたのです。
どうやらこのまま外に出ると、格好の餌食になっていた…
ベトナムでは殺人などの凶悪事件は少ないけれど、
スリはものすごく多発しているそうてす。
「ここは異国だったわ」と気を引き締め直したのでした。

夕食は宮廷料理の「フースアン」
イメージを韓国の宮廷料理で思い浮かべていて、
あまり期待していなかったのですが、ごめんなさい。
認識不足でした。

バインベオ(米粉の蒸したもの)、揚げ春巻きに、蓮のチャーハン、
揚げたライスペーパーに乗せて食べるザボン?のサラダ。
バインベオが美味しい!
別料金で頼んだ、しょうがのような味のお茶5万ドン。
後で調べると「フースアン」は有名店だったのですね。
お店の人の対応もすごく良かったです。

人気の「AQカフェ」へ行き、友達はベトナムコーヒー。
私は日本ではマイナーな、サボシエ?という果物のジュース。
ツアー料金に入っていましたが、お店での値段は25万ドン。
柿を濃くした味?

サイゴン教会前、人民委員会前を見学。
夜なので、閉まっていて見るだけ。
HPの写真ではもっと明るい感じだったけど、かなり違うかな〜。
まっ、いいけど。

その後はペンタイン市場のナイトバザール散策。
フルーツ大好きな私は、早速物色。

本当はキロ単位で購入しなきゃいけないんですが、
ガイドさんに交渉してもらい、1個ずつ買わせて貰いました。
夕食を食べたばかりで、そんなには食べれないから、
マンゴーとミルクフルーツだけ。
二個で33000ドン。

おばちゃんが切ろうとしたから、慌てて「NO」を連発。
市場の包丁は何を切ったか分らないし、絶対に清潔じゃないはず。
ここまでがツアーで32ドルでした。

ホテルに戻って、ナイフとフォークとスプーンを借りたかったんですが
英語が出て来ない…
なんと、レジェンドには日本人スタッフがいらっしゃったのですよ。
マンダリン予約の努力は一体…

部屋に戻る途中のエレベーターロビーにりんごがあったので、
それをちょろまかし(嘘、フリーでした)

マンゴーは季節じゃないと言われていただけあり、
酸っぱすぎて食べられない!
ショック!
ナイフ入れたら、えらい固かったから嫌な予感がしたんですよ。
ミルクフルーツは名前の通り、白い果汁が出てきて美味しかったです。
りんごは普通にりんごでした。
でも実はりんごは輸入物で、ベトナム産ではありませんでした。




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