メインはBUCK-TICKライブだけど、折角の京都なのだからお寺にも行きたい。
面白いのないかな〜と探していたら、5/1〜10日の期間限定での春季非公開文化財の特別公開を発見。
京都定期観光バスでのコースもある。
ちょうどライブは、10日。
行ってみよう、と即決。

今回の春季非公開文化財の特別公開されているのは、14箇所。
観光バスでのコースに組み込まれていたのはそのうちの3箇所、知恩院、智積院。妙心寺の麒祥院です。
公開日最後だからか、参加人数は多かったです。

知恩院での公開対象は、国宝三門二層内部にある釈迦牟尼坐像と十六羅漢像、白木の棺。


日本最大の大きさの二階二重門。
知恩院は、山門ではなく、三門と書きます。
三という字は仏教用語らしいです。



三門の二層内部は仏堂になってて、上がる階段は、結構急勾配。
手すり代わりにロープがあり、それを伝って上がります。

「仏国浄土」って言葉を信じてしまいそうなほどの、荘厳な雰囲気がありました。
天井や柱、壁に極彩色の絵が描かれていて、色がすごく綺麗。
説明をしてくれたのは、スーツ姿の若いお兄さん。



階段を降りたところに絵葉書が売ってたので、勢いで購入(⌒_⌒;



時間が余ったので、気合入れて石段を登って御影堂まで。
御影堂は国宝で、知恩院七不思議の一つ「忘れ傘」があります。



漢字で書くと勢至丸。
知恩院の創立者、法然上人の幼名。







お昼ごはんは、祇園新橋の白川の傍にある「京新山」



ごはんの後は、自由散策時間が設けられていて、花見小路が近いけれど、 ガイドさんから、白川沿いの「伝統的建造物群保存地区」の方が京都らしい雰囲気があるから、 そちらがおススメ、と言われていたので、白川周辺をブラブラ。








西村京太郎や、山村美沙サスペンスで、殺人事件が頻繁に起きてる巽橋。(⌒_⌒;
修学旅行生がチラホラ。


辰巳大明神は、芸事の神様。


置屋さん…だと思うのだけど。



ごはんの後は智積院の密厳堂と大師堂。
今回、史上初公開らしいです。
って事は、これを逃したら見られる機会、もうない?




大師堂は弘法大師をお祀りしています。
20人も入れば一杯になる、小さなお堂。
ここでも、説明をしてくれるスーツ姿の若いお姉さんが居てました。
京都女子大、史跡保存なんちゃら、との腕章していたので、 さっきの知恩院のお兄ちゃんも若いと思っていたけど、学生さんだったんですね。
仏像は、光を当てたら劣化するとの事で、説明の時だけ懐中電灯でお顔を照らしていました。



この額の文字が重要らしいです。

密厳堂は興教大師をお祀りしてます。
こちらも小さなお堂。
この仏像も説明時のみ懐中電灯で照らされます。
いつ作られたか不明だそうです。
説明の時に端に居たので、お顔がよく見えなくて、案内のお姉さんにお願いしたら、 快く懐中電灯で照らしてくれました。



帰りがけ、お坊さんの行がありました。
ついうっかり聞き惚れてしまい、バスに遅れそうになったのは、ここだけの話(⌒_⌒;


最後は妙心寺の中にある麒祥院。
麒祥院は、徳川家光の乳母である春日局の菩提寺。


海北友雪が描いた雲龍図は、雄と雌の龍が向き合って一対の絵になっているのですが、 雄は貸し出されて見ること出来ませんでした。
残念…